2016年5月 スウェーデン&デンマーク旅行記:ノーベル賞関連

スウェーデンに行くと決めたものの、一体どんな観光スポットがあるのか何も知らないことに気づいた私は、かつてスウェーデンの会社に勤めていた父に聞いてみたり、ガイドブックで調べたりしながら、首都ストックホルムの見所を絞っていきました。その結果いろいろと回ることができたので、記事を数回に分けてご紹介したいと思います。

まずはノーベル賞関連から。ノーベル賞って誰でもある程度のことは知ってると思うんだけど、でも実はそこまでよく知らなかったりしますよね。なのでWikipedia先生に聞いてみました。

ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者として知られるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞である。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」で顕著な功績を残した人物に贈られる。

補足情報として、授賞式は毎年ノーベルの命日である12月10日に行われます。そしてストックホルムには授賞式が開催されるコンサートホール、授賞式の後に晩餐会を行なうストックホルム市庁舎、ノーベルの生涯やノーベル賞の歴史を展示した「ノーベル博物館」があります。私は市庁舎と博物館に行ってきました。

市庁舎はストックホルム中央駅から徒歩10分のところにあって、湖を挟んだ向こう側にはガムラスタン(旧市街)の美しい街並みが見えます。

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こちらがストックホルム市庁舎です。建築家ラグナル・エストベリの設計により、1909~1923年にかけて建設されたとのことです。ここが晩餐会の場として使われるようになったのは1930年から。それまでは、ストックホルムのグランドホテルの舞踏室で行っていたそうです。

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市庁舎は普通に入口でチケットを買って入場できるのですが、人数制限のあるガイドツアーに参加して回るシステムなので、チケットを買う際にツアーの空き状況をチェックします。英語ツアーは1時間おき(6〜8月は30分おき)とのこと。

ガイドツアーが始まると、まずは晩餐会が行なわれる青の間(Blue Hall)に案内されます。なぜ青の間と名付けられたのかというと、青空を見られるよう天井なしで設計したからだそうです。だけどストックホルムは雨が多くて青空など滅多に拝めないことに気づき、普通に天井をつけることになったんだそうな(笑)その代わり天井を青色のペンキで塗ることにしたんだけど、作ってる途中でレンガそのもの美しさに気づき、ペンキを塗るのをやめたんだそうな(笑)

音楽ライブを主催している私が目視したところ、ここの広さはオールスタンディングで2,000人くらいでしょうか。しかし晩餐会では、テーブルと椅子を並べた状態で1,300人が入ります。そのため出席者の横幅は60センチと決められているそうです。60センチってギッチギチじゃないですか!(爆)

こちらがその青の間。私もその一部ではありますが、観光客がたくさんいます。右側に見える階段は、女性がイブニングドレスで降りる時に美しく見えるよう段差が低く設計されているそうです。

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下の写真はスウェーデン観光文化センター(http://letsgo-sweden.com/)より拝借した、晩餐会当日の模様です。これが噂の60センチの横幅ですかー。本当にギッチギチですね! トイレにも立てないですね(笑)

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青の間の階段を上り、ガイドさんについていくと次は市議会場に案内されました。現在も、市議会はこちらの会場で開催されており、議会は観光客でも傍聴できるそうです。ストックホルム市議会の議員は男女が半数ずつだそうで、男女平等が進んでいる北欧を象徴した議会となっています。

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市議会場の天井がとってもオシャレ!
 
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続いては王子の通廊(Price Gallery)と呼ばれる鏡の間です。全然説明を聞いてなかったので、全然記憶にありません。。。

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ノーベル賞の晩餐会が終わった後、参列者たちは青の間の階段を上って舞踏会の会場へと案内されます。それが黄金の間(Golden Hall)という部屋で、金箔を貼ったモザイクで壁がビッシリと覆われています。正面には「メーラレン湖の女王」と呼ばれる女神像の壁画があります。

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この黄金の間を出ると、また階段を下りて青の間に戻り、ツアーガイドは終了です。参加者のみんなでガイドさんにパチパチパチと拍手をしました。

これとは別に、ストックホルム市庁舎では塔に上ることもできます。106メートルあるというこちらの搭(下の写真の左側にある背の高い部分)は一度に入れる人数に制限がある上、16:00頃には閉まってしまうため、うかうかしてると入れなくなる可能性あり。受付で時間と定員を確認してチケットを買ってください。チケット販売所は市庁舎のガイドツアーとは別で、搭の入口にあります。

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この搭に上る場合の注意点として声を大にして言いたいのですが、これは体力に自信のある方限定です! まあ最低限の体力がある方であれば大丈夫ですが、足腰、心臓、呼吸器などの弱い方は避けたほうがいいです。というのも、このようなキツイ階段をひたすら上らないといけないのですよ。

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私のように日頃デスクワークばかりで、駅の階段をちょっと駆け上るとゼーゼーなるような運動不足の人は、かなりしんどい思いをすることになります。それでも一番上まで上りきった後に眼前に広がる絶景は、苦労して上る価値アリです!

上から見下ろす市庁舎も素敵です。
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美しい街並みも一望できます。

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以上、ストックホルム市庁舎からのレポでしたー。

しかし、ノーベル賞関連のレポはまだ続きますよ! この記事の最初のほうにも書きましたが、ストックホルムにはノーベル賞に関連した観光スポットとしてこの市庁舎のほか、ノーベルの生涯やノーベル賞の歴史を展示した「ノーベル博物館」というものがあります。

この博物館は、ガムラスタン(旧市街)のど真ん中にあります。地下鉄で向かう場合はガムラスタン駅(Gamla Stan)から徒歩7分だということです。私は市庁舎から歩いて行きました。市庁舎を出て陸橋を歩いていくと、トンネルの手前で右に曲がる道に突き当たります。線路沿いの細い道です。そこを歩き続けたらガムラスタンに着きました。

博物館は「ストールトリエット広場」というガムラスタンの中心にある広場にあります。6~8月は9:00~20:00で無休で開館していますが、それ以外の時期は月曜日が休館で、火曜日も17:00に閉まるのでお気を付けください。

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とても立派な建物に見えますが、2001年にノーベル賞100周年を記念し、証券取引所の建物を利用してオープンしたということです。アルフレッド・ノーベル自身やノーベル賞の歴代の受賞者に関する展示物などが、ビデオや写真を使って詳しく紹介されています。

ガイドツアーに参加すると、アルフレッド・ノーベルの展示物やノーベル賞の歴史について詳しい説明を聞くことができます。

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この記事の最初のほうに載せたWikipediaからの引用に、ノーベル賞は「アルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった」とありますが、その遺言書も展示してあります。この遺言書は、メモ帳とかクリアファイル的なグッズにもなって売られてました(笑)

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館内にあるカフェでは、ノーベル賞の晩餐会で1976年から1998年までデザートとして出されていたというアイスクリームを食べることができます。私は理由は忘れたけど食べなかったのですが(たぶんお腹いっぱいだった)、コーヒーだけいただきました。

実はこのカフェの一番の目玉は、椅子なんです。毎年ノーベル賞の授賞者をランチに招待し、椅子の裏にサインを書いてもらっています。その椅子が展示してあるのですが、やはり日本人の受賞者のサインを見つけると嬉しくなっちゃいます。ちょっとリサーチ不足&確認漏れなのですが、実際に座れる椅子の裏にもサインがあるのかな? 展示されているのは一部の椅子かもしれないです。

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このほか、館内にはグッズを販売するショップがあります。先に述べた遺言書のグッズとか、ノーベル関連の書籍とか、メダルを模したグッズなどがあります。晩餐会で実際に使われている食器と同じものも販売しています。

お土産に最適なのは、ここでしか買えないというノーベル賞のメダルチョコです。ただでさえスウェーデンの物価が高い上に、こういった公式グッズというのは高いもの。10枚入りで100クローナなので、だいたい1,300円くらい。アイタタタ……なお値段ですが、1枚ずつ配ることもできるし、結構喜ばれるのでお勧めですよ。ちなみに味は普通です(笑)

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というわけで、以上「ノーベル賞関連の観光スポット巡り編」ということで、ストックホルム市庁舎およびノーベル博物館のレポでした!


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