2011年09月

2011年9月 日帰り旅行記 - 猿島

猿島(さるしま)に行ってきました。

猿島は東京湾で唯一の無人島で、450m×200mという非常に小さな島です。縄文時代や弥生時代の遺跡も見つかっています。幕末から昭和にかけては、要塞としても利用されていたそうです。日蓮さんが立ち寄ったこともあるんだとか。

猿島には、横須賀米軍基地のそばにある港からフェリーに乗って行くのですが、その港にはこんな立派な軍艦「みかさ」があります。日露戦争で東郷平八郎がうんぬんっていう軍艦で、中に入ることもできます。歴史に疎いので説明が雑ですみません。私も数年前に中に入ったことがあるのですが、当時の様子が見事に復元されていて、資料も豊富でおもしろいです。

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港から小さなフェリーに乗って、向こう岸に見える猿島へゴー! この写真の真ん中に写っている、モリッとした小さい島が猿島です。

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乗車時間は5分ちょっとくらい。無駄に洋風な看板が出迎えてくれました。

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ビーチにはバーベキュー施設が整っていて、島めぐりの観光客よりもバーベキュー客のほうが断然多かったです。ってか、島めぐりの客は数人しかいなかった(笑)

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島の中には、明治時代らしいレンガ造りの建築物がたくさん。

レンガの積み方には「フランス積み」「イギリス積み」と2種類あるそうなのですが、フランス積みは日本ではかなり珍しいそうです。下の写真もそうですが、この島にはそんな貴重なフランス積みがたくさんあります。

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要塞やらトンネルやらがたくさんあって、ちょっとした探検をしているような気分になれます。ドラマや映画の撮影にもよく使われるそうです。弾薬庫とか兵舎とか、100年以上前に作られたレトロな発電所や砲台など、いろいろ興味深いです。

横須賀市が運営しているツアー(500円)に事前に申し込んでおくと、各建物の中まで案内してくれますよ。自分で周る場合は中に入ることができないので、ツアーに参加することをお勧めします。

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見晴らしも良い。海もキレイ。

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これは弥生時代の住居跡だそうです。日蓮さんが嵐で遭難したとき、白い猿に導かれてここに避難したとか。それゆえ、ここは猿島と呼ばれているんだとか。

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すたすたと歩いたら10分程度で周れちゃうくらい小さな島なので、ひとつひとつのスポットでガイドさんの説明を聞きながらゆっくり周っても2時間でした。

猿島よ、さよ~なら~。

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ランチは横須賀海軍カレーをいただきました。

実は日本のカレーは横須賀が発祥です。大日本帝国時代に横須賀の海軍が食べていたのだそうです。元々インドを植民地としていたイギリス軍が食べていたインドカレーを、日本人の口に合うようにアレンジ(小麦粉でとろみをつける、ごはんにかける、しっかり煮込む等)したそうです。

横須賀海軍カレーには、牛乳やサラダが必ず付くのが特徴。

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特に盛大なイベントも無かったけど、ちょっとした日帰り旅行って感じで楽しかったです。猿島は結構気に入ったので、機会があったらぜひまた行きたいな。

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コックニー

コックニーとは、ロンドンの労働者階級の英語(訛り)です。オードリー・ヘップバーン主演の「マイ・フェア・レディ」を観たことがある人なら、想像つきますよね。ひどい訛りと労働者階級。上流階級の人にはバカにされる英語だけど、私はこのなんとも言えない垢抜けなさが大好きです。

ところでイギリスって、明確な階級社会なんです。自分の生まれた階級によって人生が決まるようなもの。日本の格差社会とはレベルが違います。イギリスのほうはもっと割り切られた制度のようなものなので、ある意味格差社会のほうがよっぽど不健全ですが。イギリスでは王族を頂点に、貴族などの中流~上流階級があって、一番下が労働者階級です。

ちなみにミュージシャンとかスポーツ選手は労働者階級です。上流階級の人がなるような職業じゃないのです。私はイギリスで音楽をやっていたので、周囲は労働者階級だらけでした。1人だけ上流階級出身の男子がいたんだけど、わざと話す英語を変えて労働者階級になりすましてました。でも発音に表れてしまうらしく、上流階級出身だって周りにバレてましたけど・・・。

そんな環境で長く過ごしたので、私の話す英語もややコックニー寄りです。だけど最初は中流階級出身の先生たちに習ったので(先生という職業に就くのは中流階級)、ミックスされてる感じかな? ってかそもそも日本人訛りだし。いろいろな訛りがミックスされた独自の英語です。

それではコックニーの特徴を紹介します。



特徴1:「エイ」が「アイ」になる

Today → トゥダイ
Game to play → ガイム トゥ プライ

ただし、カタカナ通りのアイではなくて、エイとアイの間ぐらいの音です。口をエの形に開いてアを言う感じ。



特徴2:Hの発音が抜ける

He has a hat. → イー アズ アンナット

ちなみに「H」はイギリスでは一般的に「ヘイチ」と読みます。「エイチ」が正しいのですが、「ヘイチ」派が多いです。コックニーだと「ハイチ」になります。



特徴3:単語の途中や最後のTを発音しない

D、P、K、Fもよく抜かします。代わりに小さい「ッ」が入る感じです。

What? → ウォッ?
But → バッ(ボッのほうが近い)
Meeting → ミーッイン
Get off → ゲッオッ
A little bit → ア リッオ ビッ
A bottle of water → ア ボッオロッ ウォッア



特徴4:THの発音がF or Vになる

Think → Fink(フィンク)
Father → Faver(ファーヴァ)

Nの後に続く場合は、ナ行で発音することも多いですね。

In there → In nere(イン ネァ)
On that → On nat(オン ナッ)



特徴5:Rの発音がWになる

All right? → All wight?(オーワイッ?)



特徴6:Innit

付加疑問文でのIsn't it? のことを Innit?(イニッ?)と言う。Doesn't he? だろうが Aren't we? だろうが、全部 Innit? にしちゃう。

He's cool, innit?
They're going to Paris, innit?



特徴7:ライムスラング

ライムとは韻のことです。韻を踏んだ感じのリズム感のいいスラングです。

Believe(信じる) → Adam and Eve
→ I don't Adam and Eve it!

Legs(脚) → Bacon and Eggs
→ She's got a nice set of bacon and eggs.



そもそも、なぜコックニーについての記事を書くことにしたかと言うと、別サイトでリリー・アレンについての記事(これ)を書いていたら、コックニーの解説が不可欠になってしまったからです。同じ記事の中にコックニーの説明を入れると長くなりすぎるので、こちらに書いてみました。

リリー・アレンの話すこの英語、聞いてみてください。特に「英語はできるけど、コックニーに馴染みはない」という方にとっては、本当におもしろいと思います!





どうでしたか???

アメリカ英語にしか馴染みのない人には、おもしろかったんじゃないかしら? なんだか「オッオッオッオッ」って感じで途切れるように聞こえませんか? 英語って、もっと滑らかに響くイメージだと思います。ハリウッド女優のエレガントな響きと全然違うの、分かります? これがまさに、上に記したコックニーの特徴3:単語の途中や最後のTを発音しないってやつです。Can'tも「カーンッ」って発音してますね。

そもそもイギリス英語、Can'tは「キャント」じゃなくて「カーント」と発音します。コックニーだと「カーン」です。Broadcastは「ブロードカースト」。お城のCastleは「カースル」。ネコのCatだって「カット」です。だからイギリス人はアメリカ英語(American)のことをわざと「アメリキャン」と言ってちょっと冷やかしたりします(笑)

そんなこんなで、イギリス映画は字幕なしで観れるけど、アメリカ映画は字幕がないとサッパリな私。発音以外に、単語も表現も違うのがけっこうあるし。逆にアメリカに長く住んでた人は、イギリス英語が聞き取りづらいらしい。英語っていろんな国で話されてる言語だし、地域による訛りが日本語よりも激しくて、本当に興味深い言語ですよね!

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